香港からこんにちは
もう飽きたよこの展開
、、、と、遠く8000マイル離れた香港にまで、EUの溜息が聞こえてきそうな、延期しまくりブレまくりのブレブレクジット『BREXIT』
じゃあいっそのこと、香港返還みたいに99年後の離脱ってことにすれば?と皮肉りたくもなる、リメンバー大英帝国を夢見た『BREXIT』
国技クリケット並み、あくびが出るほど時間かけておいて、結局元サヤだったら笑える、いや笑えないか、いや、やはり笑うしかない 歴史は語るよ、散々掻き回した挙句のトンズラは、朝めし前の大英帝国『BREXIT 』
ですが、、、というか、こんなイギリスだから、彼らの言語、英語に対してのプライドはもの凄く高く、何かにつけて「あ、それ英語じゃないから。アメリカ英語だから」とか「アメリカ人はよくそんな風に言いますねぇ」と言いながら、イギリス人は絶対に口にしませんが、その後「まぁなんて貧相な語彙と、品のない話し方だこと」と心の中で密かに思っていたりするのです
皮肉が随所に散りばめられた言葉の知的キャッチボールは、英国のもう一つの国技と言ってもいいかもしれません。
イギリス独自の表現の深みや多さ、裏の裏のさらに裏、、のそのまたさらに裏に含みを持たせて、時にやんわり、時にグサリと真意を伝えようとする知的な言葉ゲームを好む英国流は、やっぱりシェークスピアを生み出した国。 演劇も法律も議会制もオークションも、言葉を操るもであり、全てイギリスが発祥🇬🇧
かたや、てやんでい💪🏻俺様一番、分かりやすさ一番、マッチョde自由なアメリカ🇺🇸
この2国が、本当に同じ言語を共有しているのかと信じ難いほど、ツボに違いがありすぎて、まぁこれもまたよし。
アメリカのコメディ「フレンズ」を見て(古っ。年齢バレるわ) 、一体あれの何が可笑しいのかちっとも分からず、逆にブラックアダーは腸捻転起こしそうなほど大笑いする私は、はいイギリス長すぎ女です
さて、前回Vol71でチラリと載せたこの『What the British mean…』
日本語に訳さんとちっとも分からん!とのご指摘を受けまして、失礼致しました〜。 では、解説いってみましょ。
下に羅列する、
太字: イギリス人がこんなこと言う時「What the British say…」
🇬🇧: イギリス人のその言葉の真意「What the British mean…」
🇺🇸: アメリカ人が考える、イギリス人はこうおもって言った「What American think they mean…」
I hear what you say「君の言う事はよく分かるよ」
🇬🇧 I disagree and do not want to discuss it further「反対だし、この先もう話し合いたくもないね。 交渉決裂ってこと」
🇺🇸 He accepts my point of view 「分かってくれたんだ!」
With the greatest respect…「最上級の敬意を込めて」
🇬🇧 I think you are an idiot 「この間抜けが」
🇺🇸 He is listening to me 「理解してくれている!」
That’s not bad「まぁ、悪くないね」
🇬🇧 That’s good 「おぉ、いいねぇ」
🇺🇸 That’s poor 「全然ダメなのか」
That is a very brave proposal「とても勇気ある申し出だね」
🇬🇧 You are insane「頭おかしいんじゃない?」
🇺🇸 He thinks I have courage「度胸を褒められた!」
Quite good「とてもいいよ」
🇬🇧 A bit disappointing「がっかりだよ」
🇺🇸 Quite good「とてもよかったんだ」
I would suggest…「こういうやり方もあるんだけどね」
🇬🇧 Do it or be prepared or justify yourself「お前がやれ」
🇺🇸 Think about the idea but do what you like「考えて好きなようにしていいよってことね」
Oh, incidentally/by the way「そうそう、ところでさぁ」
🇬🇧 The primary purpose of our discussion is…「さてと、ここからが本題なんだけど」
🇺🇸 This is not very important「あ、ついでにさぁ」
I was a bit disappointed that「ちょっとがっかりだね」
🇬🇧 I am annoyed that「超イライラするわ」
🇺🇸 It doesn’t really matter「全然大丈夫だよね」
Very interesting「大変興味深いですね」
🇬🇧 This is clearly nonsense「バカじゃない?」
🇺🇸 They are impressed「彼らは打ちのめされるほど感動したらしい」
I’ll bear it in mind「了解、覚えとくよ」
🇬🇧 I’ve forgotten it already「は? もう忘れた」
🇺🇸 They will probably do it「きっとやってくれるはず」
I’m sure it’s my fault「確かに私のせいです」
🇬🇧 It’s your fault「間違いなくお前のせいだ」
🇺🇸 Why do they think it was their fault「え? 何で彼ら自分のせいだと思ってるの?」
You must come for dinner「今度ぜひ食事にいらしてね」
🇬🇧 It’s not an invitation I’m just being polite「招待なわけないじゃん。無礼にならないようにそう言っただけ」
🇺🇸 I will get an invitation soon「わーい招待された!」
I almost agree「概ね賛成」
🇬🇧 I don’t agree at all「全然反対」
🇺🇸 He’s not far from an agreement「よし、賛成からそう遠くはないぞ!」
I only have a few minor comments「取るに足らない小さな指摘がいくつかあるだけだよ」
🇬🇧 Please re-write completely「はい、全部書き直し」
🇺🇸 He has found a few typos「直すとこがいくつかあったのか…」
Could we consider some other options「他の選択肢も検討させて頂ける?」
🇬🇧 I don’t link your idea「君のアイデアはお話にならない、ってこと」
🇺🇸 They have not yet decided「まだどうするか決めてないんだね」
You really are an arse, aren’t you「お前はほんっとにケ◯野郎だよ」(超スラング失礼!! 因みにこんなこと、女性に向かっては絶対に言いません、彼らの名誉の為一応言っときます)
🇬🇧 I think you’re a good guy「お前っていいヤツだ!」
🇺🇸 He think’s I am an ass「◯ツ野郎だって…」(凹&涙)
Fancy a quick pint?「サクッと一杯どう?」
🇬🇧 Let’s get drunk「じゃんじゃん飲もうぜ」
🇺🇸 He wants one drink「ちょっと飲んだらすぐ帰ろう」
どれもこれも、どんなシチュエーションかによって多少のニュアンスの違いはありますが、まぁ概してイギリス流サーカズムに最初は戸惑うのは、幼少期からイギリス社会で育っていなければ、それは皆同じ。 痛い思いをして慣れるのが一番
今週は、香港スタイルというより英国スタイルでしたが、もうほとんどギャグになりつつあるBREXIT。 溜息をつくEU諸国を尻目に、イギリス人達は結構この過程、楽しんでいるのです
JUN