「プロ魂」とでも申しますか、エルサイトウのスタッフは、いつもこの言葉を胸に日々がんばっております。
先日もメガネのお客様から、ちょっと難しいご相談をいただきました。「何年か使ったメガネだけど、このレンズを使って軽いフレームに変えたい」と。
一般的に、お手持ちのフレームに新しいレンズを入れることは問題ないのですが、古いレンズを新しいフレームに入れるのは大変難しいのです。さらにこの方の場合は、遠近両用レンズでしたので、とりわけ至難なことでした。
まず、枠のあるフレームはレンズの形がピッタリ合わない限り無理があります。枠のないリムレス・フレームでしたら、まれに対応できることもありますが。
そして、遠近両用レンズの場合には、レンズの中心位置や累進帯の位置が、単焦点レンズと比べてはるかに複雑で微妙ですので、少しでも眼の中心との位置が変わってしまうと、それまでの見え方とは異なる違和感が出てきてしまいます。
また、何年かご使用になったレンズですと、見た目はきれいでも、小キズやコーティングのいたみもあり得ます。
そのようなリスクがあることを申し上げたのですが、お客様のたってのご希望でしたので、今回はお受けすることにいたしました。
担当者は、それこそ「プロフェッショナル・スピリット」を胸に、細心の注意を払い、持てる技術をすべて駆使して、全力でお客様のご要望にお応えすべく頑張りました。
まだご納品前ですので、お客様からのご感想はいただいてはおりませんが、難しい課題を勉強させていただいたことに、心から感謝しております。
あらためて、これからもお客様のご要望やご相談には全力で承りたいと思います。