ご存知ですか？「デフリンピック」

「先日のパラ五輪では、選手の皆さんの活躍が大きな感動呼びましたが、聴覚障がい部門がないので不思議に思った方も多かったのではないでしょうか」と話すのは、久喜補聴器センターエルサイトウ（久喜市久喜中央2-9-23）の山本さん。

「実は聴覚障がい者のため、4年に1度、世界規模で開催される総合スポーツ競技大会『デフリンピック』というものがあるんです」と話します。

2021夏季デフリンピックはブラジルの首都ブラジリアで開催予定でしたが、コロナ禍で来年5月に延期されました。

デフリンピックのマークは、手の形が「OK」「GOOD」「GREAT」の意味するサインが重なりあい、「結束」を表現。中央は「目」を表し、ろう者は視覚中心の生活をしていることも表現しています。

例えば陸上や水泳などのスターターピストルの音は、光の合図に変えて視覚的にサポートされます。日常生活で補聴器を使っていても、競技会場では装用することが禁止されており、大会中のコミュニケーションは国際手話で行われます。

山本さんは「今回の東京パラ五輪をきっかけにデフリンピックのことも知っていただくきっかけになればと思い、紹介させていただきました。もちろん、補聴器のご相談はいつでも承っておりますので、お気軽にご相談くださいね」と笑顔で話しました。

日本で唯一の正式な資格「認定補聴器技能者」が、社員として3名常駐している「認定補聴器専門店」です。

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